農業でHIV陽性家庭と子どもたちの未来を拓く
実施中
2018年
現在
ウガンダ
現地パートナー団体
Our Programs
プログラム内容
HIV陽性家庭を支える栄養改善と収入向上のための農業
農業や栄養に関する研修を実施し、グループで農地を借り、在来種野菜の栽培を始めます。自分と家族の栄養状態の改善のため、畑で採れた野菜や穀物は自分たちで消費し、自家消費できない野菜を販売して、生計向上を目指します。
背景
貧困と栄養不足に苦しむ家族
HIV陽性のシングルマザーは、5⼈〜10⼈の⼦どもや孫を1⼈で育てている⼈も少なくありません。⾃分も貧困で⼩学校を中退したために職に就けず、すべての⼦どもの学費を払えずにいます。また抗HIV薬を毎⽇飲み、栄養ある⼗分な⾷料を確保することも課題です。
現地パートナー団体
カユンガ
HIV陽性シングルマザーを中心に1999年に設立された自助組織。約40名が活動し、農作物や養鶏の収益を貧困家庭の子どもたちへの教育支援に充てています。PLASとは2013年から協働。
Voices
プログラム参加者の声
自信と幸せを感じるように
事業に参加する前は楽しいと思ったことはありませんでした。しかし事業を通して、農業や食べることの大切さを学び、自信を持つことができました。また自分や子どもたちの人生を良くしたいという欲が生まれました。今は幸せです。
保護者
ナオミさん
パートナー団体スタッフの声
仲間との支え合いが未来をつくる
SHINE4期の実施が決まり、とても嬉しく思っています。SHINEのメンバーをはじめ、これからもカユンガはメンバーと支え合いながら実りある活動を続けていきます。
現地パートナー団体カユンガ代表
ジョイ
PLASスタッフの声
広がる笑顔の輪
事業を通して「友達がたくさんできたの」「農業のやり方を人に教えられるようになった」と澄み切った笑顔で語るお母さんたちは確かに輝いています。これからもたくさんの笑顔の輪が広がりますように。
PLAS広報コミュニケーションマネージャー
石田彩華
事業名 | HIV陽性者家庭の生計向上・栄養改善のための在来種野菜栽培支援事業(SHINE) |
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地域 | ウガンダ共和国ジンジャ県 |
目的 | 農業で栄養改善と生計向上ができるように |
受益者 | SHINE1期:保護者40名、子ども146名 SHINE2期:保護者20名、子ども68名 SHINE3期:保護者20名、子ども60名 SHINE4期:保護者20名、子ども60名 |
期間 | 2018年~現在 |
東アフリカに位置する共和制国家です。東にケニア、南にタンザニア、南西にルワンダ、西にコンゴ民主共和国、北に南スーダンとの国境に囲まれた内陸国です。面積は24.1万平方キロメートルで日本の本州とほぼ同じ広さです。人口は4,272万人(2018年:世銀)。バガンダ族、ランゴ族、アチョリ族などの民族が暮らしています。1962年に英国から独立、公用語は英語とスワヒリ語です。アフリカでも有数のコーヒー生産国でもあります。