親子で描く夢を農業で切り拓く
実施終了
2020年4月
2024年9月
ケニア
現地パートナー団体
Our Programs
プログラム内容
農業による経済的自立と相談・カウンセリング支援
相談・カウンセリング支援を通して、⼦どもの進学等を含めた将来の計画を⽴てるとともに、親⼦間のコミュニケーションを改善します。⼦どもの教育費を賄えるよう、農業を通して、経済的自立を目指します。農地の作り方、害虫対策などの研修、農業用フェンスの建設、水汲みロバの配布や農業の実践を支援します。
背景
貧しさから、小学校さえ卒業できない子どもたち
ケニア国内の中でもHIV感染率が高いこの地域は、耕作に適した雨期が年に1回で半乾燥の状態であり、農作物による収入が少ないのが現状です。子どもたちは経済的な理由や親の教育への理解不足から留年や中退の課題を抱えていて、将来の計画を立てることができないでいます。
現地パートナー団体
ビアジェンコ
1997年に組織され、現在ケニアにNGO登録済みの団体。地域のHIV/エイズや保健に関する社会課題、貧困問題、教育問題に取り組んでいます。PLASとは2016年からパートナーを組み、共に活動を行っています。
Voices
プログラム参加者の声
学校に通い続けられる喜びを感じています
事業に参加してから、子どもたちは学校に通い続けています。育てた野菜は家族みんなが食べられるくらい確保できるようになりましたし、日常生活で必要な物資も買うことができています。
保護者
プリスカさん
パートナー団体スタッフの声
コミュニティと受益者を代表して感謝を伝えたい
VIAGENCOを代表し、またコミュニティや受益者を代表して、私たちの活動を⽀援してくれたPLASに⼼からの感謝を申し上げます。また私たちが⼀緒に実施した活動は、⼈々の⽣活にいい影響を与えています。
ビアジェンコ代表
ベンソン
PLASスタッフの声
子どもと保護者の変化を間近で感じています
カウンセリング時に、保護者から⼦どもたちの性格の変化が⾒られたことや、⼦どもとのコミュニケーションがうまくいくようになったとフィー ドバックをもらえる時がもっとも嬉しく、また重要な点です。
PLAS現地スタッフ
トビアス
事業名 | エイズ孤児を抱える貧困家庭の経済的自立と相談・カウンセリング支援プログラム(FLOWER) |
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地域 | ケニア共和国ホマベイ郡旧ビタ準区 |
目的 | 子どもたちが教育を受けられ、子どもと保護者が前向きな将来を計画できるように |
受益者 | 保護者50名、子ども200名 |
期間 | 2020年4月~2024年9月 |
アフリカ大陸東部に位置する共和制国家です。首都はナイロビ。
エチオピア、南スーダン、ウガンダ、タンザニア、ソマリアと国境を接し、南東部はインド洋に面しています。面積は58.3万平方キロメートルで日本の約1.5倍の広さです。人口は5,257万人(2019年:国連)。キクユ族、ルヒヤ族、カレンジン族、ルオ族、カンバ族などの民族が暮らしています。
1963年に英国から独立、公用語はスワヒリ語と英語です。多くの国立公園と動物保護区があります。