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“伝える力”で、誰かの希望になりたい

“伝える力”で、誰かの希望になりたい
  • PLAS 中山絢

こんにちは。中山絢(なかやま あや)と申します。現在はニュージーランドの大学院でデジタルマーケティングを学んでおります。

私がPLASでのインターンに応募したきっかけは、あるひとつの「悔しさ」からでした。

世界には、支援を必要としている人たちがたくさんいます。そしてその一方で、そうした人たちに手を差し伸べようと日々努力している方々も数多くいます。けれどその“支援”の情報が、正しく、十分に、必要な人に届かない。その現実を知ったとき、強く心を動かされました。

「伝える人がいなければ、想いは届かない」
「届かなければ、救われるはずの命も夢も失われてしまう」

そう思った私は、「伝える力」を武器に、支援と希望の架け橋になれる存在になりたいと思い、大学院でデジタルマーケティングを学ぶ道を選びました。そんな中で出会ったのがPLASでした。

「ただの支援ではなく、共につくる支援を」
「支援を受ける人が、やがて支援を必要としない自立へと向かっていけるように」

PLASの理念に触れたとき、ここで私も成長したいと思いました。どこまでも温かく、どこまでも支援に対する本質を見ている団体だと感じ、迷わず応募を決めました。

“伝える”ことの責任とやりがい——広報の現場での学び

PLASでの半年間、私は広報・コミュニケーションチームの一員として活動させていただきました。担当した業務は、InstagramやFacebook、noteといったSNSを通じた広報投稿、画像作成、イベント情報の発信、ホームページの記事更新、そして現地活動レポートの執筆など、多岐にわたります。

最初は、文章を書くことにも、デザインを考えることにも自信がなく、不安が沢山ありました。でも、ひとつひとつの活動の中で、「PLASの想いを、私の言葉で届ける」という責任を感じるようになり、次第に「伝える」ことが自分にとっての誇りに変わっていきました。

特に印象に残っているのは、出張報告書や月次レポートをもとに執筆した現地レポートの作成です。実際に現地に行っていなくても、その文章からは、現場で奮闘するスタッフの声や、子どもたちの笑顔の裏にある課題、変化の兆しが鮮やかに伝わってきました。

さらにPLASでは、インターン生であっても、自ら手を挙げれば新たな業務に挑戦できる機会が多くあります。私は広報担当としての仕事だけでなく、チャリティーオークションや海外事業部の業務に関わる機会もいただき、英語スキルを活かしながらホームページの翻訳作業などにも携わることができました。

自分の役割に縛られず、柔軟にチャレンジできるこの環境は、何よりも刺激的で、学びに満ちていました。

PLASでの学びを得て、フィリピンへ

PLASでのインターンを通して、私はたくさんの素敵な人たちと出会いました。

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フェアウェルの様子

育児や家事と仕事を両立しながら、情熱と優しさを忘れずに働く職員の方々。
どんなに忙しくても、インターン生一人ひとりの声に耳を傾け、対等に接してくださる姿勢。

そして、自分の仕事に誇りを持ち、前向きに歩む姿。そのすべてが、私のこれからの「理想の社会人像」を形づくってくれました。

PLASでは、インターン生の為の面談が数か月ごとにあり、自分の目標や成長をじっくり振り返る機会があります。業務の振り返りを通して自分の成長を実感し、改善点を知り、次への一歩を明確にできる環境が自分の成長に繋がったのではないかと思います。

そして今、私は新たなステージへと踏み出そうとしています。

2026年の1月から約1か月間、JICAの一員として、フィリピンで都市開発支援に携わる予定です。 今まで経験したことのない新たな分野での挑戦となりますが、フィリピンでの活動を通じて、私は「目に見える支援」だけでなく、「暮らしの土台を整える」という潜在的な支援を届けたいと思うようになりました。例えば、水や電気といったインフラの整備、衛生環境の向上、安全な遊び場の確保などといった支援は、直接的に子どもたちの手に渡るわけではありません。

しかし、その環境が整うことで、子どもたちの心と体に余裕が生まれ、安心して夢を描ける日常が育まれていくのだと信じています。

特に私が関心を持っているのは、ストリートチルドレンの存在です。

なぜ子どもが路上で暮らすのか、どうすればその状況から抜け出せるのか。
支援が届いたとき、その子の目にどんな変化が生まれるのか。

PLASで出会った「寄り添い、共に歩む支援のかたち」を胸に、今度は自分の足で、現地の土を踏みしめ、子どもたちと共に未来をつくっていきたいと思います。

いつかまた皆様に恩返しできるような、そんな人になれるよう、一歩ずつ進んでいきます。

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