こんにちは。インターンの原です。いつもPLASにあたたかいご支援と応援をいただき、ありがとうございます。
PLASはウガンダで現地パートナー団体ギバーとともに、親子支援事業RISEプログラムを実施しています。
今回は、現場で活用するマーケティングマニュアルについて、ギバー内部向けに行った研修と、その後研修を踏まえ、ギバーがチバンガ地域のプログラム参加者に向けて行ったマーケティング研修の様子をご紹介します。
今年2月、海外事業部の藤原がギバースタッフ向けに、マーケティングマニュアルの使い方について説明しました。この研修は、ギバースタッフがプログラム参加者に対して、ビジネスに役立つ知識やスキルを伝えられるようになることを目的としています。
研修では、チームビルディングやビジネスの基本的な管理能力、帳簿のつけ方、顧客対応、マーケティング、目標の立て方など、実際の現場で役立つ内容が幅広く取り上げられました。
スタッフ自身が、こうした知識をしっかりと理解し、伝える立場として成長していくことで、参加者の自立を後押しできるようになります。
今回、ギバーと行っているRISEプログラムのプログラム参加者は、養鶏を通して、経済的自立を目指しているので、参加者が自分でビジネスに取り組む上で役立ちます。
そのため、プログラム参加者がより良い販売戦略を立てたり、地域の市場での販路を広げるために、市場調査のやり方や、お客さんの行動を変えて購買意欲を高める工夫についても学びました。
ギバースタッフたちの様子
2月末、チバンガ地域のプログラム参加者を対象に現地パートナー団体のギバーがマーケティング研修を実施しました。
この研修では、海外事業部の藤原とともに学んだマーケティングマニュアルを使用し、プログラム参加者は研修を通して「マーケティングとは何なのか」や「鶏や他の製品をどのように活用して収益を生み出すのか」を学びました。
参加者の住んでいる地域は都市から離れた地域であり、商売の市場は自分たちの暮らすコミュニティーです。そのため、研修では日常生活における顧客とカスタマー・ケアの重要性を理解してもらうとともに、さまざまな市場でより効率的に販売することができるよう実践的な知識も共有しました。
また、顧客に対する行動の変化についても説明を受け、たとえ顧客の習慣が自分たちと異なっていても、彼らとの信頼関係を築くことで製品を購入してもらえるように説得する方法も身につけました。