みなさん、こんにちは!今回の現地レポートは海外事業担当の藤原から届きました!
PLASが2020年の1月から実施しているSHINEプログラム。
HIV陽性のシングルマザー家庭を対象に、在来野菜の農業技術向上に伴う栄養改善と経済的自立を目指しています。
このプロジェクトの現在の進捗と共に、受益者である現地のママ、そして彼女たちが作り上げた畑の様子をご覧下さい!
みなさんこんにちは!帰国しております、海外事業担当の藤原です。
PLASがウガンダ共和国ジンジャ県で実施しているSHINEプログラム。
2期は現在メンバー20名で頑張っています。
SHINEプログラムは1期、3期とも農地代・種代のサポートは1年目までで、2年目以降は自分たちで農地代・種代を作っていってもらいます。2期はちょうど2年目にCOVID-19 がウガンダでも感染爆発し、ロックダウンがあり、これまで2年間農地代・種代をサポートしていました。
でもそれも2021年いっぱいまで。この春の雨季から、農地代・種代は自分たちで調達してもらっています。
2年間援助があっただけに、「ええ~ないのお~?」と不満顔のお母さん、「なんとかなるなる!」と胸をたたくお母さん、「なんとかできるできる!」とおしりをたたく(実際にはもちろんたたきませんよ!)私。な、2022年の初春からおよそ半年。
できるできる!といいつつ実際は少し不安でしたが、9月に訪れたSHINE2期チームの農地は、さつまいも、とうもろこし、豆がおよろ2.5エーカーにきっちりと植えられ、雑草は抜かれ、土は適度にしめった、美しい畑でした。
畑の様子
さつまいも
ええー行くのー?本当にいくの??と何度も確認されたのは、畑に行くまでが遠いから。標高1,100m、気温29度、炎天下の午後を1時間強ぽくぽくと歩いたところに畑はあります。
ポシェットに入れていたペットボトルの水は、着くまでにお湯になっていました。
畑への道のり。歩いても歩いても着かない
獣道も行きます。まだまだ着きません
最近街が大きくなりつつあり、お母さんたちの予算で借りられるおおきな土地を確保するのは郊外でなくてはいけなくなったためです。
着いてからは雑草抜き、できている青物野菜の収穫、ついでに地物の葉物野菜の種まき、などすることはいくらでも出てきます。
満足するまで畑仕事をし、また1時間強(今度は収穫物を頭に乗っけて)歩いて帰ります。
大変に体力のいることですが、満足感もあります。「はあ~もう疲れちゃった☆」と疲れていても満足げに、おちゃめなポーズを取った、ケビーナの写真を添付します。