HOPEプログラム2期に参加する20家庭では、飼育されている鶏の健康状態が全体的に良く、活力にあふれ、飼育環境にもよく適応している様子が見られました。
特に羽の状態は清潔でつやがあり、適切な栄養管理と衛生管理が行われていることが確認されました。鶏舎内も清潔で、おがくずは乾燥した状態が保たれており、感染症リスクを抑える環境が整っています。
また、換気も適切に管理されており、良好な飼育環境が維持されています。こうした状況は、プログラム参加者が研修で学んだことを日々実践している成果です。
このように飼育環境や管理技術の向上が見られる一方で、飼料コストの負担は引き続き課題となっています。そこで、HOPEプログラム2期では、コスト削減に向けた新たな取り組みとしてアゾラの栽培に取り組み始めました。
今回は、その取り組みの様子をご紹介します。
ビアジェンコスタッフは、プログラム参加者に対して、栽培コンテナを使ったアゾラの植え付けの研修を行いました。
参加者は、水を入れたコンテナの中にアゾラの苗を入れる方法を学びました。また、きれいな水を保つこと、半日陰で育てること、定期的に様子を見ることなど、アゾラを育てるために大切な必要なポイントについて説明を受けました。

アゾラ
アゾラは、タンパク質、ミネラル、ビタミンを多く含んでおり、牛やヤギ、鶏、魚などの家畜にとって良い飼料になります。そのため、家庭で安く良質な飼料を作る方法として、効果的で持続可能な方法であることが強調されました。
直径1メートルのコンテナには、約0.3〜0.5kgの新鮮なアゾラ苗が必要です。
この量で水面全体に均等に広がり、適切な管理のもとで7〜14日で増えていきます。
苗が多すぎると栄養や酸素が足りなくなり、少なすぎると増えるまでに時間がかかります。
2週間後には、最初のアゾラの収穫が行われ、参加者の1人パメラ・マサンガさんは、自分の鶏にアゾラを与えていました。

パメラ・マサンガさんがアゾラを使っている様子
さらに、アゾラ栽培についてのフォローアップも行いました。その結果、アゾラが正しく管理されていること、収穫や飼料への取り入れ方の理解が進んでいること、アゾラを使っている家庭では飼料代が減っていることが確認されました。
