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「ロバがもう1匹ほしい!」新たな目標を見つけたフローラ

「ロバがもう1匹ほしい!」新たな目標を見つけたフローラ
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PLASが手掛けるプログラムの1つで、経済的自立支援と相談・カウンセリング支援を行っているFLOWER。

このプログラムはJICA草の根協力事業として行なっており、子どもと保護者の未来をつくるための相談・カウンセリングと、農業支援による経済的自立を行なっています。

今回はケニアでFLOWERプログラムに参加している対象者のフローラの農業の様子をご紹介します!

習ったことを活かした農業技術が光る畑

フローラは3人の子どもたちを育てています。農業でしっかりと収益を上げ、子どもたちを学校に通わせるために頑張っています。

フローラの畑は区画別に野菜を植え分けていたり、バナナの木の下に他の野菜を植えて水分を蓄えられるように工夫していたりと、随所に農業技術がみられるお手本のような畑です。

しっかりと手入れがされている畑から、現地スタッフのケネスから習ったことをしっかり実践して畑作りをしている事が分かりました。

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バナナの木の下にササゲ(cowpea)という野菜を植えて陰を作り、水を蓄えながら育てている

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こちらはフローラの畑で、黒色と黄色のバケツに貯水しています。
フローラはFLOWERの参加者の中で唯一コリアンダーを育てており、これがマーケットでも売れています。

毎回収穫と売り上げの記録をつけていて、雨が少ない乾季にもかかわらず、熱心なフローラの努力の成果もあり、売り上げが多いわけではありませんが、コリアンダーから平均的に月に1000シルほどの収入を得られるようになりました。

これからの雨季にはもっと収穫ができて、多くの収入を得られることが期待できます。

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フローラと農業専門家のケネス

フローラの目標

現地スタッフからしっかりと学び、事業で得たものを着実に自分のものにしているフローラですが、新たに1つ目標ができました。
生計向上に欠かせないロバがもう1匹ほしいというのです。1匹はPLASから支援をしており、もう1匹を自分の力で購入したいというのです。

海外事業担当 山口 「ロバはいくらで買えるか知ってる?」
フローラ 「12000から14000シルよ。」
山口   「買うための貯金は始めているの?」
フローラ 「今2000シルたまっているの」

目標を語るだけでなく、しっかりと未来を見据えて3人の子どもを育てながら、ロバを買うための貯金まで始めているフローラ。

これからの躍進がとても楽しみです。

こうした活動が出来るのは日本の皆様の温かい支援のおかげです。
継続的に活動を応援、支援してくださる方がいらっしゃいましたら、PLASのマンスリーサポーターをご検討いただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

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