PLASは、ウガンダでのパートナー団体カユンガと共に、その土地で長く根付いてきた乾燥に強い在来種野菜栽培で収穫を安定させ、農業で生計を立てられるよう支援するプログラムを行っています。(通称SHINEプログラム)
今回、カユンガのメンバーたちに水を貯める大きな5000リットルの水タンクを購入し、設置しました。早速水が溜まって、大活躍の現地からのレポートをお届けします!
カユンガメンバーだけでなく、この地域に住むほとんどの人々が水道のない生活をしています。水が必要な時は、大きなタンクや水道を持っている人から、20リットル20円で購入していました。
土台になるレンガを積む
コンクリートで固める
購入したタンクを車に積み込む。現地スタッフの指が映っているのはご愛敬
勢いよく水が出てきました
今回設置した貯水タンクは近所のメンバーで、共同で生活水として、農業水として、使用してもらいます。蛇口や鍵は自分たちで購入してもらい、今後修理が必要な場合はグループ貯蓄から賄ってもらうことにしました。
最近は毎日しっかり雨が降っていて、5000リットルの大きなタンクも水が満タンだそうです!
PLASのメンバーも、ケニアで水がない生活を経験したことがありありますが、料理するのも、お風呂入るのも、トイレを使うのも水が必要で、どれほど水に重要なことか身に染みた経験があります。
これからはこの貯水タンクが、水を購入しなくていいだけでなく、「子どものためにきれいな水を確保しないといけない」というストレスからも解放されるといいなと思います。
そして十分な水で野菜を育て収穫することで、バランスの整った食事を家族でとれるようになること、乾期の時期にも安定した収穫に繋げられるよう、これからも支援を続けていきます!
ウガンダでさらに50世帯への食糧支援へ