日頃よりPLASの活動にご支援、ご協力をいただき、誠にありがとうございます。
このたび私たちは、団体の正式名称を以下のとおり変更いたしましたことをお知らせいたします。
今後は「PLAS」という名称のもとで、より柔軟に、そして実態に即した形で取り残された子どもたちへの支援を広げてまいります。
PLASは2005年の設立以来、「エイズ孤児支援NGO」として、HIV/エイズの影響で親を失った子どもたちへの支援を続けてきました。
活動をすすめる中で、支援を必要とするのはエイズ孤児だけではなく、HIV陽性のひとり親家庭や貧困家庭の子どもたちなど様々な面で弱い立場に置かれる人たちであるという現実に直面してきました。
そしてもう一つ、重要な変化はHIV/エイズをめぐる状況が、社会全体として少しずつ改善してきたことです。この約20年で、治療薬の普及や予防啓発等の進展により、エイズによって親を失う子どもの数は減少傾向にあります。もちろん、HIV/エイズは今なお大きな課題であり、私たちが取り組む活動の1つであることには変わりありません。
こうした変化を受け、私たちは2020年に新たなビジョンとミッションを策定しました。
ビジョン:取り残された子どもたちが前向きに生きられる社会を目指します。
ミッション:アフリカで取り残される孤児や貧困家庭の子どもたちが前向きに生きられるよう、地域社会と共に課題解決に取り組みます。
この新しいビジョン・ミッションのもと、私たちはエイズ孤児を含むすべての「取り残された子どもたち」に目を向け、活動をつづけています。
ビジョン、ミッションを変更した2020年以降、団体名に「エイズ孤児支援」と明示し続けることで、本来の意図とは異なる印象を与えてしまうこともありました。
団体名を「PLAS」とすることで、これまでの歩みを土台に、より広く活動していく姿勢を社会に対して示したいと考え、今回の変更に至りました。
名称は変わりますが、PLASの目指す社会、そして活動の根幹にある思いは、これまでと変わることはありません。これからも私たちは、地域の人々と手を携えながら、子どもたちが前向きに生きられる社会の実現に挑み続けます。
引き続き、あたたかいご支援とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
2025年5月15日
特定非営利活動法人PLAS
代表理事 門田 瑠衣子
団体名の変更にあたり、日頃からご支援・ご協力いただいているみなさまとのやりとりやお手続きに関して、以下の点をご案内いたします。