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子どもの進路について知るカウンセリング

子どもの進路について知るカウンセリング
  • PLAS 石田彩華

BLOOMプログラムでは、1つのプログラムで支援できる人数を増やすために4つのCBO(Community Based Organization=地域住民によって運営される市民団体)と連携し、農業による経済的自立支援とグループによる相談・カウンセリング支援を実施しています。

今回は、CBOの保護者に向けて実施した「子どもの進路」に関するカウンセリングの様子をご紹介します。

ケニアの教育制度とは

このカウンセリングを実施した背景には、多くの保護者が初等教育までしか受けていないため、その先の教育について十分な情報を持っていないという課題がありました。

そのため、現地パートナー団体から進路の選択肢について丁寧に説明することで、保護者が子どもの将来を正しく理解し、主体的に支えられる環境をつくることを目的に実施されました。

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保護者に向けたグループカウンセリングの様子

まず、中等教育は初等教育の次の学習段階であり、高等教育や就労に向けた準備であることを説明しました。あわせて、人格形成や知識の習得を通じて、将来の選択肢やより良い生活の機会を広げる重要な役割であることも伝えました。

保護者には、中等教育は単なる義務教育としてではなく、自立や意思決定の力を育てる大切な過程であり、社会を支える一歩であると捉えるように促しました。

次に、ケニアにおける中等教育の仕組みについて説明しました。

学校にはデイスクール(自宅から通う学校)とボーディングスクール(寮制の学校)があり、それぞれの特徴があります。デイスクールは費用を比較的抑えられ、保護者が子どもの様子を身近に見守ることができます。一方で、ボーディングスクールは学習に集中しやすく、生活の面で責任感が育まれるというメリットがあります。

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プログラム事業地にある中学校

また、学校はサブカウンティスクール(地域の生徒を主に対象とするデイスクール)、カウンティスクール(広域から生徒を受け入れ、デイと寮の両方を含む)、エクストラカウンティスクール(複数地域から生徒を受け入れる寮制学校)、ナショナルスクール(全国から優秀な生徒を受け入れる競争性の高い学校)に分類されます。進路先はKCPE(小学校卒業試験)の成績によって決まります。

さらに、すべての子どもが進学をするわけではないことを踏まえ、職業訓練という選択肢についても紹介しました。職業訓練では、大工、配管、美容、ICTなどの技術を学ぶことができ、就職や起業につながる実践的な力を身に着けることができます。

職業訓練はKCPEやKCSE(中等教育修了試験)を修了した人も入学することができ、基本的な学力があれば参加が可能です。授業料も比較的安価で、政府の補助やHELBローンを利用できる場合もあります。また、職業訓練は国内外で需要が高く、多くの人がここからキャリアをスタートさせています。

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保護者とビアジェンコスタッフたち

今回のカウンセリングを通して、保護者の教育に対する理解は広がり、成功にはさまざまなかたちがあるという気づきにつながりました。

「ナショナルスクールでも職業訓練でも、子どもの情熱と熱量がもっとも重要だと理解しました。」と保護者が子どもの進路について前向きに考えるようになり、教育の重要性をより深く理解する機会となりました。

ここまで読んでくださりありがとうございます。
引き続き、BLOOMプログラムの様子を見守っていただけますと幸いです。

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