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ご支援者さまThanksイベント2025開催報告 ~前編~

ご支援者さまThanksイベント2025開催報告 ~前編~
  • PLAS 水谷琴乃

こんにちは。インターンの水谷です。
いつも温かいご支援と応援をありがとうございます。

PLASは年に1度、ご支援者のみなさまに感謝の気持ちをこめて、わたしたちが現地で感じた変化、これから目指したい未来像などをお伝えしている「Thanksイベント」を開催しています。

コロナ禍で長らくオンライン開催でしたが、今年は、2月16日(日)に、オフラインで開催し、総勢30名の方にご参加いただきました。当日の様子を前編と後編に分けて、お伝えします!

開幕の挨拶

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はじめに代表の門田よりご挨拶として2024年を振り返り活動の成果・ハイライトを報告いたしました。

PLASは「親子支援事業」と「性に関する教育事業」に取り組んでおり、その中で2024年の1年間で240回のカウンセリングや105回の家庭訪問など、地道に活動を行ってきました。
また貧困家庭のひとり親65家庭の自立や361名の若者にSRHRの知識を届けることが出来ました。

海外事業の報告

続いて、海外事業マネージャー藤原より海外事業の活動報告をいたしました。
ケニアでは、3つのプログラムを実施しています。

SRHRプログラムでは、正しい性の知識と自己決定について同世代に伝えるため「ピアエデュケーター」を育成し、若者に対する啓発活動を実施しています。

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ピアエデュケーターの学校での啓発活動の様子

今では若者がピアエデュケーターとして自ら啓発活動を行い、地域の学校から依頼を受け、定期的にセッションを実施するまでになりました。

2024年9月に終了を迎えたFLOWERプログラム(農業による経済的自立と相談・カウンセリング支援)では、プログラムに参加したすべての子どもたちが進学でき、カウンセリングによる自己効力感の向上も見られました。

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グレースさんと子ども

プログラム終了時には農業収入が2.34倍増加し、親子のコミュニケーションでは、「子どもの将来や感情について関心を持ち、コミュニケーションを取ることが出来た」と回答する親の割合が16.5%から79.9%まで増加しました。

子どもたちも「自分の未来を信じることが出来るようになった」と回答する子どもは13.3%から74.4%まで増えました。

HOPEプログラム(養鶏による経済的自立と相談・カウンセリング支援)では、14家庭が卒業し、新たに20家庭の支援が開始されました。

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HOPEプログラムの参加者

1期の14家庭は、週の収入が1.27倍に増加し、支払いが遅れながらも子どもの学費を支払うことができるようになりました。

ウガンダでは2つのプログラムを実施しています。
SHINEプログラム(HIV陽性者家庭の生計向上と栄養改善支援)は、4期が開始され、保護者20名、子ども60名に新たに支援を届けています。

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小島とSHINE4期の参加者たち

もう1つのRISEプログラム(養鶏による経済的自立と相談・カウンセリング支援)では、新しいパートナー団体ギバーとともに、保護者20名、子ども80名に支援を届けています。

国内事業の報告

国内事業については、広報・コミュニケーション担当の石田とチャリティーオークション営業担当の小澤からお伝えしました。

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チャリティーオークション報告の様子

イベントでは、チャリティウォークやPLASチャンネルなど、2024年の1年間で計15回のイベントを開催し、計129名の方にご参加いただきました。また、チャリティーオークションでは、計79名の方にご協力いただき、約720万円を調達することができました。

ご協力やご参加いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。

さらに、2024年にはWeb3・SDGs時代の「寄付×トークン」の可能性を切り拓き、アフリカの子どもたちの未来をつくるために、FiNANCiEにてPLAS DAOをオープンするという新たな挑戦にも取り組みました。

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2025年度の新たな挑戦を小島から

2025年、PLASは新しい挑戦を掲げています。

  1. 新パートナー団体との協働開始
    ケニアとウガンダで新たな地域、新たなパートナー団体との協働開始を目指して調査・準備を進めています。
  2. 事業のスケールアップ
    今までは1つの事業で20〜30家庭にきめ細かな支援を届ける事業モデルでしたが、80家庭の子ども200名程度に支援を届ける横展開型の事業のスタートを目指しています。
  3. 活動の拡大
    エイズ孤児支援から脱却し、アフリカだけでなく日本でも取り残された子どもたちに支援を届けられるよう団体名と定款を変更しました。

ここまでがPLASが2024年に実施してきた事業の内容とこれからの展望になります。
後編ではワークショップの様子やその後の交流会の様子をお届けします。

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