プライバシーポリシー

子どもと若者のセーフガーディングポリシー

奮闘中のカフェママたち~ルセンケ村編

奮闘中のカフェママたち~ルセンケ村編
  • PLAS スタッフ

ウガンダで実施している「カフェ事業」は、HIV陽性のシングルマザーたちがカフェビジネスをスタートできるよう初期投資や研修、カフェを開店した後のフォローアップを届けています。

現在、CAFE事業4期では4つの村からそれぞれ3人づつHIV陽性のシングルマザーたちが参加しています。

今回はウガンダ出張中の藤原より、首都カンパラから車で北に2時間ほど行ったところにあるルウェロ県ルセンケ村でのCAFE事業4期のシングルマザーたちの奮闘をお伝えします。

奮闘中のシングルマザーたち

ルセンケ村では3人のシングルマザー(マギー、セーラとエミナ)が参加しており、3月からの実店舗営業に向けて、今は道路脇にパラソルを立て、その下にテーブルと椅子を置いて臨時カフェを営業しています。

現地レポート|アイキャッチ集 (780 x 410 px)-41.png

今の「お店」。建物ではなく、その前の道端のみの営業

この日は繁盛していて、2時間半の滞在中に朝食プレート(玉ねぎ炒め入りごはん、マトケ(緑のバナナ)のトマト煮込み、牛肉の煮込みの定食)が8食と、お菓子が数個売れていました。

20250123A131.jpg

定番の朝食メニューのひとつ、マトケ(緑のバナナ)のトマト煮込み

調理をして、テーブルを拭いて、会計をして、時には近くまでごはんのデリバリーに行って、と忙しく立ち働くシングルマザーたち。

20250123A132.jpg

注文の入った朝食を用意するエミナと見守るサーラ

そんなシングルマザーたちも書類仕事はちょっと苦手。昨日の分も後回しにしていましたが、「新しい紙があれば書けるのかな?」と聞くと、新しい紙を探し出してきて頑張って記入しています。

20250123A133.jpg

シングルマザーたちの心境は?

シングルマザーたちがCAFEをしていて嬉しい時と大変な時はどんなときなんでしょうか?

「嬉しいのは料理/お菓子が売れたとき!大変なのは主に天気。スコールが降って大急ぎで備品を軒下に入れなきゃいけないとか、土ぼこりが料理にかかっちゃうとか。あと風が強い時パラソルが飛んで行っちゃって、みんなで走って追いかけたんだから!笑」とはエミナの談。

「私は料理するのも自分のまわりのスペースを清潔に保つのも好き。だからCAFEは楽しい。」と言ってくれたのはサーラ。

20250123A134.jpg

笑顔で雑巾を絞るサーラ!

その言葉通り、気がつくとくるくるとテーブルや椅子、作業スペースなどを拭きあげていました。

事業コーディネーターのエバリンとユダヤは、いかに天候がシングルマザーたちを大変な目に合わせているか、切々と訴えるシングルマザーたちに力強く言ってのけました。

「あのねあなたたち、今、大変な目に会うというのはとても大事なことよ。だってこれから店舗での営業になるでしょう。そうしたらもっと大変なこともあるけれど、今これだけ大変な目に合っていればそれを乗り越えられるもの。」

20250123A135.jpg

左からコーディネーターのユダヤ、エミナ、サングラスがかっこいいコーディネーターのエバリン、サーラ

シングルマザーたちの挑戦は続きます!

こうした活動が出来るのは日本の皆様の温かい支援のおかげです。

継続的に活動を応援、支援してくださる方がいらっしゃいましたら、PLASのマンスリーサポーターをご検討いただけますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

-----
あなたができる方法でアフリカの子どもたちが前向きに生きられる未来をともにつくりませんか?

今回のみの寄付はこちらから
マンスリーサポーターの登録はこちらから
イベントに参加はこちらから

PLASサポーター
参加募集中

Support

アフリカの子どもたちが
前向きに生きられる未来
をつくりませんか?