PLASが手掛けるプログラムの一つであるFLOWER(経済的自立とキャリアプランニング支援)。ケニアで実施中のこのプログラムの一環として、子どもたちへのカウンセリングがあります。
先日ケニアから、子どもたちがカウンセリングの一環として描いた「わたし・ぼくのいちばん好きな人」と「わたし・ぼくの将来の夢」のカラフルな絵が送られてきましたので、ご紹介します!
リディアのいちばん好きな人は、おかあさん。カラフルなスカートを履いて、腰に手を当てるポーズをしています。腕周りにたくさん書き直した跡があって、どんなポーズが一番しっくりくるか考えていたようです。
リディアが描いたおかあさんの絵
コリンスのいちばん好きな人も、おかあさん。髪を頭のてっぺんで結っています。カラフルなブラウスとスカートを履いて、にっこりとした優しい笑顔が素敵な絵です。
コリンスが描いたおかあさんの絵
オースティンの将来の夢は、飛行機のパイロットになること。緑と赤で上手に機体を描き上げました。
オースティンが描いた飛行機の絵
アリスの将来の夢は、えんぴつ、消しゴム、定規を持って、学校に通うこと。大きなおうちにも見えますが、PRIMARYと書いてあるので、小学校のようです。
アリスが描いた絵。小学校に鉛筆、消しゴム、定規も。
このように絵を描くクラスはカウンセリングセッションの最初に時間を取って行われます。
子どもたちは、この「わたし・ぼくのいちばん好きな人」と「わたし・ぼくの将来の夢」をまず考えてみること、どんな絵にしようか、どこになにを描こうか想像すること、そして実際に鉛筆やクレヨンを手に取りどの色をつけようか、どんなポーズにしようかじっくり考えながら描き上げていくことにより、「自分自身」について知っていきます。まず、自分はどんな子であるのか。どんなことをしたいと思っているのか。子どもたち自身に気づいてもらうところから、キャリア育成のカウンセリングはスタートします。
現地スタッフから絵の説明を受ける様子
次々と出てくるカラフルでかわいらしい絵に、スタッフの顔もほころびます。
ケニアの現地パートナースタッフも、自分の子の絵であるかのごとく自慢げにひとつひとつの絵の解説をしてくれました!
子どもたちの将来のために、継続的なカウンセリングを行えるよう、引き続きPLASは活動を続けて参ります。
ここまで読んでくださりありがとうございます。
引き続き、FLOWERプログラムの様子を見守っていただけますと幸いです。
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