前回に引き続き、PLASが手掛けるプログラムの一つであるFLOWER(経済的自立とキャリアプランニング支援事業)についてご紹介します。
今回は、2021年5月から7月にスタッフの山口や現地スタッフらが、現地にて研修を実施した様子のレポートです。
前回書いたように、通常カウンセラー研修は12日間の研修と1日間のフォローアップで構成され、その中ではオフィスでの座学終了毎にフィールドワークで実践を行う、というのが基本です。
しかし、ケニアでの新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、フィールドワークにいくことができなくなり、予定変更を余儀なくされました。
山口滞在期間の最終週にようやくフィールドワークを始められるようになり、現在は子ども達へのカウンセリングのフィールドワークを行っています。フィールドワークが終了したら、カウンセリング研修で学んだ事の理解度をテストで確認します。
研修中の様子
研修はカウンセリングマニュアルに沿って進めていきます。マニュアル内には様々なグループアクティビティやロールプレイングが盛り込まれており、研修に参加するカウンセラーが主体的に参加しながら学べる仕掛けがたくさん!
みんなの前に出て行うロールプレイングでは、鋭いフィードバックが飛び交う場面も多く、充実度の高いものとなりました。また、参加者自身が研修の一部をリードし積極的に進めていく場面もみられたそうです。
ロールプレイング中の写真
実際に研修を受けたカウンセラーからは、「子どもへのカウンセリング時に気をつける点が分かった」「保護者が家計をマネジメントする方法をゲームを通じて楽しくかつ分かりやすく学べた」という声が多く聞こえました。
一方で、もっとロールプレイを行いたいという要望もあり、次回研修ではよりパワーアップした研修を行えるように改善を重ねていきたいと思います。
ここまで読んでくださりありがとうございます。
引き続き、FLOWERプログラムの様子を見守っていただけますと幸いです。
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