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持続可能な農業支援が地域も未来も育てていく【後編】

持続可能な農業支援が地域も未来も育てていく【後編】
  • PLAS スタッフ

PLASは、ケニアの現地パートナー団体・ビアジェンコとともにHIV陽性のシングルマザーを中心とした貧困家庭が在来種野菜と樹木を組み合わせた農業を行える環境をつくる活動をしています。

通称FRESHと呼ばれる農業支援事業は、第3期の実施に向けて2019年6月に行ったクラウドファンディングではたくさんの方にご支援をいただき、新たに25家庭への支援を開始致しました。

農業の研修が無事におわり、全家庭にフェンスの設置が完了し、各家庭での農業が始まった、2020年1月の現地訪問レポートをお届けします。研修で学んだことを実践し、緑あふれる畑たちを前編・後編の2回にわたってご紹介します!

野菜だけでなく樹木も育ててます!

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最後にご紹介するのは、4人の子どもたちと一緒に暮らすカレンさんです。1人目が学校を終えて、2人目は大学、3,4人目は小学校に通っています。旦那さんは1988年に亡くなりましたが、一夫多妻の家だったため、4人の奥さんが同じ敷地に現在も一緒に住んでいます。

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クラウドファンディング支援者のヤマザキ様の名前入りのフェンス

畑には 豆や現地の葉野菜などが育っていました。

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カレンさんも家畜を飼っていたので、野菜を育てても食べられてしまうことも多く、今まで農業が限られていたと言います。フェンス建設によって、安心して野菜を育てて食べられるようになったそうです。

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カレンさん達の住む地域では、薪や炭などを燃料とするため、自生する樹木の伐採が進んでいます。これによって土壌がむき出しになり、雨が降り土壌を侵食しているところも見られます。そのため、このプログラムに参加する各家庭では在来野菜だけではなく、樹木の栽培も組み合わせています。

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木材となる樹木の苗に土がかぶりすぎているということで、ここでもパンボが実際に土を掘りながら、お手本を見せてました。

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研修で一通りは学んでもらっていますが、実際にやってみると言われたことを忘れてしまったり、加減がわからないことが多いため、スタッフが毎月訪問し助言をしています。

現在も農業は続けられています!

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さまざまな面で新型コロナウイルス感染症の影響を受けていますが、各家庭での農業活動は続いていて、2020年9月で1年間続けてきた第3期としてのプログラムも無事に終了することが出来ました。

この地域の人たちが自身の生計を立ててゆけるようになると同時に、地域全体が持続可能となるよう、パートナー団体・ビアジェンコとともに引き続き見守っていきたいと思います。

あたたかいご支援を頂戴し、本当にありがとうございます!

緊急支援の状況

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ウガンダ・ケニアで学校が再開しました!


3月から長期的に閉まっていたので、子どもたちは久々の学校です。

ケニアは来年1月からの学校再開を発表していましたが、急遽10月に再開することを決めました。ウガンダ・ケニアともに受験生である最高学年(小学校8年生と高校4年生)を優先的に開始させています。

JICAの草の根の技術協力事業の元、ケニアでは元々地方行政とつながりの強い現地NGO・ビアジェンコと連携し、地域の小学校やヘルスセンターで手洗い場所を設置できるように準備を進めています。

ここまで読んでくださりありがとうございます。

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