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JICA草の根技術協力事業スタート

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JICA(独立行政法人国際協力機構)の草の根技術協力事業として、特定非営利活動法人エイズ孤児支援NGO・PLASがケニアで行う「エイズ孤児を抱える貧困家庭の経済的自立と相談・カウンセリング支援」プログラムが採択され、4月1日よりスタートしました。

このプログラムは、ケニア共和国ホマベイ郡ビタ準郡ゲンベ地域で行われます。この地域、耕作に適した雨期が年に1回で半乾燥の地域です。そのため、農業による収穫量が十分に取れず、農作物による収入も少ないのです。

HIV/エイズに影響を受ける孤児や脆弱な家庭に暮らす子どもは経済的な理由、親の理解不足から小学校でさえ留年や中退してしまうなど、教育の課題を抱えていて、将来の目標や計画を立てることが難しいのが現状です。

このプログラムでは、就学年齢にあるHIV/エイズに影響を受ける孤児や貧困家庭に暮らす子どもが就学や就労の選択肢を増やすための総合的支援プログラムを構築することを目標に、地域の家庭に対してカウンセリング等を提供する相談・カウンセリングの支援と農業による経済的自立支援を提供します。

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