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HIVと共に生きる不安に寄りそう

HIVと共に生きる不安に寄りそう
  • PLAS スタッフ

ウガンダの首都カンパラから車で2時間にあるジンジャ県。
ここでPLASが、パートナー団体カユンガと共同で行っている事業に「在来種野菜の栽培と販売による生計向上」があります。

今回の出張では、来年1月から新たにプロジェクトに参加するHIV陽性のシングルマザーと子どもたちを訪問しました。

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カユンガと事業を展開する地域にて。家庭訪問に向かうときの風景。

夫を失って知った事実

シルビアさんは、7人の子どもを育てるシングルマザー。
夫を今年の4月に亡くしたばかりです。

大切な家族である夫を失っただけでなく、彼女はこの時に自身がHIVに感染していることを知りました。

「子どもたちにはHIVは感染していないだろうか・・・」

不安がよぎりましたが、シルビアさんは結果を知るのが怖くて子どもたちにはHIV検査を受けさせられないと話していました。
そんなシルビアさんに、カユンガで一緒に活動するメンバーが「わたしたちが支えになるから、勇気を持って一緒に検査を受けに行きましょう」と話をしました。

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自宅で迎えてくれたシルビアさんと子どもたち

安心してHIVとともに生きられるようにしたい

この事業では、HIVとともにどのように生きていけば良いのか勉強会を開催していきます。

今回の出張で受益者のみなさんに会うなかで、こちらの想像以上にHIV/エイズの基本的な知識を身に付ける機会がなかった人たちがいることに気づきました。
その背景には、病院で受けられるはずのカウンセリングの時間が限られていたり、HIV/エイズについて医師や看護師に聞きにくいという状況があるようです。

HIVとともに生きながらも、農業を通じて収入を伸ばし、健康を維持するための栄養を摂ることができるようカユンガのメンバーと事業を進めていきます。

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シルビアさんの家の周りにはバナナの木が茂っている

こうした地道な現地に根差した活動をつづけることができるのも、寄付者のみなさんが支えてくださるからこそ。
いつも温かいご支援をありがとうございます。

ここまで読んでくださりありがとうございます。
引き続き、事業の様子を見守っていただけますと幸いです。

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